JGC修行#1 アメリカ/ボストン編 長距離フライトはやっぱり辛い!

 毎日今日こそ記事を書こう、記事を書こうと思いつつも書く暇もやる気も出ず結局前回の更新から1ヶ月以上経ってしまいました。みなさんのモチベーションはすごいですね(しみじみ)

2018年JGC修行のスタート、アメリカ

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 今回はこのような旅程です。国際線航空券に含まれる日本国内区間はマイル積算率が100%なのがおいしいところです。成田18:30発-ボストン17:20着(現地時間)で時差が-14時間なので、およそ13時間のフライトでした。飛行機の中では、映画を見たり音楽を聴いたりして短時間の睡眠を何回か取って過ごしました。まあ退屈でした。搭乗した飛行機はJAL SKY SUITE Ⅲだったので、ビジネスクラスの座席がフルフラッット仕様になっておりゆっくりと横になって寝ることができて、とても快適なんだろうなあと指をくわえながら思いました。

アメリカ最古のレストラン

 ボストンには、創業1826年の「UNION OYSTER HOUSE」のアメリカ最古のレストランがあります。

 

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 ボストンは、クラムチャウダーとロブスターが有名です。日本で食べるクラムチャウダーとは違い、貝の旨味やスープのコクを感じることができました。写真では確認しにくいのですが、クラムチャウダーを食べる時に、クルトンより少し大きめなクラッカーを入れて食べるのがボストン流のようで、食べた3店舗全てでクラッカーが提供されました。

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観光地もたくさん

 ボストンといえば、かつて松坂大輔上原浩治が所属してた(2人とも日本球界に戻ってきましたね)レッドソックスの本拠地「Fenway Park」があります。訪れた時は練習も試合もなく、スタジアムツアーに参加してきました。

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 都心部に近いだけあって、ライトスタンドの奥には高層ビルがずらりとそびえ立っています。内野スタンドの傾斜が緩やかなため、後ろの方の座席でも比較的見やすくなっています。某ドームは傾斜が辛くて後ろだと見えにくいクソ仕様ですね。

旅の終盤、まさかの大雪

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 ボストンの3月上旬は、北海道より暖かく平均6度くらいで雪がない気候なんですが、強力な寒波がアメリカ東部を襲来。まさかの20cmもの積雪で交通機関や道路が渋滞しました。幸運にも雪は翌日くらいにはほとんど溶けましたが、一瞬北海道の冬の雰囲気を味わうことができました。

 

現在のマイル残高・FOP

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 やはり長距離路線のマイルとFOPの貯まる量がすごいですね。今回貯まったマイルは16,736マイル、10,340FOPになりました。FOPは初回搭乗/JAL CLUB EST分はまだ反映されていないので、現在実質18,340FOPです。

 来月のクアラルンプール往復で30,000FOPを超えて、JMBクリスタルの資格を得ることができます。さすが、ビジネスクラス・プレエコの力は絶大ですね。次回は行きビジネス/帰りプレエコなので、今回よりはずいぶん楽に過ごせると思います。それと初の国際線ラウンジ。ワンワールド提携ラウンジをはしごして満喫していきたいと思います。それでは。

JGC修行旅程-FOP単価5.29円で解脱!

前回の投稿からしばらく時間が経ってしまいましたが、今回はどのような旅程でJGC修行をするか紹介していきたいと思います。

 

国際線がメイン

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マイル/FOP算出-(JAL CLUB-A ESTカード所持/JALツアープレミアム加入) 

 夏場前にさっさと解脱してしまいたかったので、3月から毎月飛ぶことにしました。国際線メインで組むメリットは、長距離になるため3、4回のフライトで済む・国内線乗り継ぎ区間の積算率が100%(通常エコノミーで75%)なので、マイル/FOPが貯まりやすい・修行としてだけでなく海外旅行も楽しむことができる点です。

3月ボストン

 このフライトが初JAL国際線・初アメリカ上陸です。2016年にニュージーランドへ短期留学に行った際はニュージーランド航空だったのでJALは乗ったことがありません。実は、大学の研修プログラムでボストンに行くので渡航費が全額支給されFOP単価が0になっています!(航空券代はサーチャージ込で往復17万円程度でした) FOP単価0という表現があっているとは思いませんが(笑) 心配なのは時差ボケですね。ボストンと日本は時差が14時間、フライト時間が12時間程度なので夕方に出発したら現地時間の夕方に到着するので、2回夜がくることになります・・・。2週間弱の滞在なので、とても楽しみです。

4月・6月クアラルンプール

 2017年12月末にJAL国際線航空券のキャンペーンで成田-クアラルンプール間のビジネスクラスが約9万円という超破格の値段設定があったので、海外発券のプレミアムエコノミークラスと組み合わせてスケジュールを組みました。FOP単価は驚異の6.84です。マイルも20000近く貯まります。実は、ビジネスクラスの滞在期間の設定が7日から半年という長期滞在向けのものだったので、行き4月/帰り6月にしてその間にクアラルンプール発のプレミアムエコノミーを挟むことにしました。海外発券(海外発日本行き)のメリットは、日本で発券するよりも値段が圧倒的に安い払い戻し/予約変更の規則が緩めであることです。

 

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 ビジネスクラスに乗れるなんて10年くらい早いじゃないんかって思ってたんですが、まさか学生のうちに乗れるなんて思ってもいませんでした。やー贅沢贅沢。もちろん自分のお金なので誰にも文句は言われる筋合いはないですね。

 ビジネスクラスではラウンジ(サクララウンジがない空港はワンワールド提携ラウンジ)・ビジネスクラスチェックインカウンター優先搭乗優先手荷物受け取り優先入国審査ゲート立派な機内食/シートなど、盛りだくさんです。これだけのサービスが受けられるだけあって値段もとても高いです。路線によりますが、エコノミーの2倍から3倍の価格設定です。

 

5月福岡

 今まで仙台/東京/名古屋/大阪/神戸/広島に飛んだことがあり、九州と四国だけ行ったことがなかったので福岡に行くことにしました。新千歳-福岡間は距離が長いのでFOPが貯めやすく、先得で往復2万円で行ける安さから非常にコストパフォーマンスの良い路線です。福岡で楽しみなのは、もつ鍋と屋台と明太子です(無知)。 やっぱり旅行の醍醐味はご飯を食べ尽くすことなので。

 

まとめ

 海外旅行3回+国内旅行1回で解脱するプランです。海外旅行毎回に国内線乗り継ぎがあるのがFOP稼ぎに貢献しています。正直これ以上のプランが思いつかないってほど良いプランだと思ってます。OKA-SINタッチや単純往復の福岡-宮崎間は正直苦痛でしかないと個人で思ってて、どうせ修行するなら楽しい方がいいですよね?

 ちなみにこの修行は海外旅行経験が豊富な友達と2人でやるので、心強いです。

 修行まで残り1ヶ月を切り、ワクワクしてきました。トラブルなく楽しく修行して解脱していきたいと思います。

 

初めまして-JGC修行とは-

 皆さん初めまして。2018年JGC修行をするにあたって、何らかの形で旅行計画や旅行記を残しておこうと思い「まったりJGCを目指す大学生の旅行記」としてこれから記事を更新していきたいと思います。

 

 1. JGC修行ってなに?

 「修行」とは、航空会社の上級会員になるために無理やり飛行機に乗りまくる行為のことで、JALJALマイレージクラブ(JMB)とJALグローバルクラブ(JGC)の2つの会員組織があり前者は誰でも入会可能、後者は一定の条件を満たしたJMB会員のみが入会可能になってます(後述)。ANAにも同様のシステムがあり、ANAの上級会員はスーパーフライヤーズ(SFC)でJALとほぼ同様の条件になってます(後述)。

 

2.なんで修行までして上級会員になりたいの?

 いい質問ですね〜。確かに無理やり飛行機に乗りまくるなんてお金の無駄ですよね…。しかし、上級会員になるとメリットがたくさんあるんです

 

3.どうやったら上級会員になれるの?

 上級会員になるには、1月1日から12月31日までの期間中「FLY ON プログラム」において、「50,000フライオンポイント(FOP)うちJALグループ運行便25,000FOP以上」を貯めるか搭乗回数50回以上かつ15,000FOP以上を満たす必要があります。

…搭乗回数50回って月4回以上(2往復)飛行機乗らなきゃいけないじゃん、出張族なら回数重ねれそうだけど学生とか無理やん…てかFOPってなにさ?

 FOP区間マイルに基づいて計算されて、新千歳-羽田は片道766FOP(割引運賃の場合)、新千歳-福岡は片道1,324FOP。国内線だけじゃなく、国際線でもFOPは貯まって成田-クアラルンプールは片道2,904FOP(エコノミークラス50%積算運賃)なので往復6,000FOPほど貯まります。つまり、距離が長ければ長いほど貯まるFOPも増えていく仕組みになっています(ヨーロッパなど例外もある)。

 下の図がJMBとJGCの会員組織図になります。JGCJAL club-aカード以上を持つことで入会でき、カードを解約しない限り永久的にステータス維持できます。

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 年会費10,800円でJGCを永久的に維持できるのは、とても魅力的です。最大の強みは家族カードを発行できる点です。家族カードは、配偶者、両親やその子(18歳以上、高校生除く)に対して発行でき、本会員とほぼ同じサービスを受けられるのです。つまり、家庭をお持ちの方であれば、1人だけJGC修行をすればいいのです。これは、他の航空会社ではなかなか見られない太っ腹ぶりです。ちなみにANAも同様のシステムがありますので、JALANAは上級会員になる(ステータス維持する)ハードルは比較的低いのかもしれません(?)。

  

4.上級会員が享受できるメリット(JAL)

 ここではJALの上級会員(以降、JGC)が享受できる主なメリットについて説明していきたいと思います。

 

初回搭乗ボーナスマイル

 毎年毎回の搭乗に対して、3000マイルもらえます。つまり1回でも乗れば、毎年3000マイルもらえちゃうってことです。

 

搭乗ボーナスマイル

ボーナスマイルはマイル計算式に基づいて算出されます。

ボーナスマイル=区間マイル×利用運賃のマイル積算率×ボーナスマイル積算率

 JGC会員は35%、JMBクリスタルは55%、JMBサファイア/JGCプレミア105%、JMBダイヤモンドは130%となっています。JGC会員より、毎年更新されるステータスの方がボーナスマイル積算率は優遇されています。

 

会員専用予約デスク 

JGC会員専用の予約デスクが利用できます。JMB会員の予約デスクは、なかなか繋がりにくいのですがJGC会員専用は比較的繋がりやすいとされています。

 

優先キャンセル待ち

当日クラスJ、ファーストクラスにアップグレードする際に優先的にキャンセル待ちを受けることができます。優先度はJGCプレミア・JMBダイヤモンド>JGC/JMBサファイア・クリスタル・JGC>一般になっています。

 

専用チェックインカウンター

JALグループ搭乗の際、専用カウンターでチェックインが可能です。

国内線:JGCカウンター

国際線:ファーストクラスチェックインカウンター

搭乗のクラスに関係なく、以上のチェックインカウンターを利用できます。

 

専用保安検査場

JALグループ国内線を利用時、羽田空港伊丹空港福岡空港新千歳空港JGCカウンター横にある保安検査場直通の専用エントランスを利用可能です。本会員と同伴者1名までが利用可能です。

 

優先搭乗

搭乗の際、一般のお客さんより先に機内に優先搭乗可能です。

国内線:羽田‐伊丹線 JGCプレミア・JMBダイヤモンド>JGC/JMBサファイア

              それ以外 JGCプレミア・JMBダイヤモンド、JGC/JMBサファイア

国際線:優先搭乗1 ファーストクラス・JGCプレミア・JMBダイヤモンド

    優先搭乗2 ビジネスクラスJGC/JMBサファイア・クリスタル・JGC

 

受託手荷物無料許容量の優待

国内線:40㎏まで無料(通常20㎏まで)

国際線:ファーストクラス・ビジネスクラス利用時 4個まで無料(1個あたり32㎏)

               プレエコ・エコノミークラス利用時 3個まで無料(1個あたり32㎏)

 

空港ラウンジの利用

国内線:サクララウンジ(同伴者1名まで、2名以上はラウンジクーポン)

国際線:サクララウンジワンワールド提携会社ラウンジ

 

 搭乗の前に専用のラウンジが利用できます。これを理由に上級会員になる人も少なくないでしょう。いわゆるクレジット会社提供のラウンジとは全然サービスが違います。国内線はビールなどのアルコールやソフトドリンクが飲み放題、軽食などが用意されています。国際線は、アルコールやドリンクはもちろん、レストランのビュッフェのようなお食事をいただくことができます。さらに、シャワールームやファミリースペースが用意されているラウンジもあり、長旅の前にゆっくりとくつろぐことができます。

 

 

 ざっとJGC会員が享受できる主なメリットについてご紹介しました。いかがでしょうか?これらのサービスとても魅力的じゃないですか?専用カウンターでチェックインし、そのまま専用エントランスで保安検査、サクララウンジでくつろいで優先搭乗で一般の人より先に機内に入り、荷物は優先的に受け取れる。こんな最高なことがあるだろうか?いやない。(反語)国内線よりも国際線の方がよりよいサービスを受けられるので、海外旅行によく行くって人はJGC取得を検討したらどうでしょうか?

 

 実は昨年のうちに計画を十分に練って航空券は発券済みなので、次回は具体的な修行案とFOP単価についてまとめていきたいと思います。それでは。